Chahe’s blog

自分の感性のままに雑多なカテゴリーで綴ります。

ARIMAKINEN 2022 EQUINOX

有馬記念

凄過ぎた勝馬のイクイノックス。

私め

かれこれ

キタサンブラックが大好きで

彼の産駒で

彼同様…?

いや、彼より長く広いサクが

印象的だったイクイノックスに

すっっっかり惚れ込んで

昨年の東京スポーツ杯2歳ステークスから

追いかけていたのですが…

皐月賞

ダービー

と、春はシルバーコレクターに。。。

勝馬から見て

身体がまだまだ緩かったのが

1番の原因だろうなーと

思いつつ

思い出したのは…

キタサンブラック自身が

体質的に疲労を溜め易い部分があり

成長もちょっと遅かった為

遅咲だったのが

とても印象的だったので

イクイノックスも

そのパターンかな?

そう感じつつ

春の二冠は観て居て

末脚の凄さ

伸びの良さ

頭の良さ

キタサンブラックの仔だなー

と、思わせるものが

沢山あって

秋はどうなるかなー?

まだかな?

と、ワクワクしつつ

ダービー後から次走を

何処にするのか

気になって居た。

菊花賞

ジャパンカップ

天皇賞・秋

選択肢は3つだなー

と、思って居たが最後の一冠を

狙うだろうと思って居たら

ジャパンカップ

天皇賞・秋

と、提示が夏過ぎからあり

疲労が抜けきらなかったのか?

なんて思って居たけれど…

結果論からしたら

ダービー後の

放牧からパンプアップして

ぐんぐん成長して

疲労が抜けたら

勝てる。

そんな自信が陣営にはあったんだろうなー

そう思う走りを

天皇賞・秋で魅せてくれた。

 

4コーナーを抜け

直線…

『くる…』

パンサラッサの凄まじい大逃げを

視界に入れつつも

私めの目には

パンサラッサを視界に捉え

ルメール騎手のGOサインに

反応し

追い上げ出したイクイノックスが

そして

その少し背後くらいの位置から

ダノンベルーガ

追い上げ出したのが

映って居た。

この時、ジャックドール&シャフリヤールも

いい位置取りをして居たけれど

来る気配がせず…

決まったな。

そう思いました。

パンサラッサが粘り2着

イクイノックスはそんなパンサラッサを

1馬身離して

1着でゴールイン。

豪脚をこの時、観て

春からの成長振りに驚き

まだ少し緩い部分もあって

けれど頭が良いからか

精神面はもう古馬並みの落ち着き

身体がもっと成長したら

もっといい走りを魅せてくれる。

そう思った天皇賞・秋から

約2ヶ月。

有馬記念クリスマス開催だと

2勝と2着1回を誇る

サンタさんか!?

って思っちゃうルメール騎手を

鞍上に

いつもスタートが僅かに遅れる

イクイノックス。

有馬記念では違った。

 

『ん!?イクイノックスが先団集団の

直ぐ背後に居る!?』

 

驚いた事にイクイノックスが

好意追走して居たのだ。

彼はやや中団でのスタートが

定番だが…

ルメール騎手曰くスンナリ出たそうで

イクイノックスが

勝つ気、満々だったのかしら?

と、ちょっと思ってしまって

ルメール騎手のコメントを見て

後々、吹き出してしまった。

途中、掛かってルメール騎手が

抑えたものの

息をしっかり入れ

4コーナー手前くらいから

仕掛け出したイクイノックス

ルメール騎手が直線で

手綱を緩めたら

瞬時に

加速して

ぐんぐん突き進んで征く

エフフォーリアと並び

外側から躱し

悠々と走って征く

その背後からは

背ろ2頭目辺りからの競馬をしていた

福永祐一騎手鞍上

ボルドグフーシュがワープしてきていた。

 

『出た!グフーシュのワープ!』

 

と、叫びつつも

間に合わない。と、確信したのは

イクイノックスが物凄い伸びをして

脚力に衰えが無く

速度も落ちずに差が開いたから。

福永騎手がラストグランプリを

勝利で飾れるシナリオを描ける様な

そんなポテンシャルを秘めて居た

ボルドグフーシュでさえ

イクイノックスに追い付けなかった。

 

それくらいイクイノックスは

有馬記念をイクイノックス史上

最高の勝ち方をしたのだ。

 

ルメールサンタさんが

トナカイの代わりに

途轍もなく成長した相棒に乗り

クリスマスプレゼントの代わりに

当たり馬券を運んできたのだった…。

 

イクイノックスがいきたがったのも

意外だったけれど

アーモンドアイで掛かって偉い目に遭った

経験があるルメール騎手が

その記憶と経験を払拭して

イクイノックスは大丈夫。

そう信じて4コーナーから行かせたのが

本当に凄いと思った。

 

こうしてイクイノックスは

キャリア6戦目にして

親子でGⅠ制覇を2つ目を成し遂げ

しかもグランプリ。

来年からもっと楽しみな

そんな印象を与え

GⅠで1番人気が来ない波乱続きを

2回も破り勝利。

この秋に凄い事を2戦共でやってのけた。

いやはや…

やっぱり凄い!

そしてレース後の顔が可愛い!!!

あどけない表情を見せるのだ。

この先も彼のキャリアは続くので

キタサンブラックとの親子制覇を

古馬戦線で来年も魅せてくれるだろう。

もしかしたら

お父さんキタサンブラック

届かなかったレースを

制覇してみせるかも知れない。

 

来年も彼が怪我なく

活き活きと走る姿を

魅せてくれる事を願って…

沢山の感動をありがとう

イクイノックス!

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