Chahe’s blog

自分の感性のままに雑多なカテゴリーで綴ります。

Mikito Chinen No.2

水曜日の

診察の待ち時間から

読み出した

十字架のカルテ

ネタバレしない様に記載するなら

精神疾患の知識ない人。

そんな人が読むとガラッと

色々なイメージ変わってインスピレーションが

活性化されると云うか刺激を受ける…筈。

精神疾患の知識がある人。

そんな人が読むと謎解きをスンナリできて

更に楽しめる…筈。

精神疾患がある人。

自分の症状が本作に当て嵌まる場合は

自分を知識的な意味合いで客観視するのに

役に立つかも知れない。

因みに私めは

精神疾患がある癖に何故か

自分を客観的に見れてる人。

っていう妙な分類に入るらしい。

医師曰く。

そんなん知らんがな!

と、内心で突っ込みを入れ

十字架のカルテを読み

客観的に認識出来ないの

統合失調症の方じゃん!

と、開き直る様な突っ込みを

いつぞやかの医師に入れ

しかし鬱に罹った人だって

そうかも知れない。

と、追い詰められ過ぎてて

わからないまま

ケアを適切に出来ないまま

統合失調症も罹ってしまう。

そんな事だって実は一定数ある。

って云うのは本編を読み勉強になった。

現役医師が書くのだから間違いは無い。

 

精神鑑定医ってどんな仕事か

よくよく知らなかったのと

知念実希人氏が織りなす医療ミステリー

得るものが大きいのも間違いない。

故に私めは

凄く楽しんで読み進め

改めて思う。

やっぱり鬱からだと

症状を客観視してる

自分って変。

これが読み終わって少し経ってから

ふと思った事。

 

物語のラストは

主人公が凄く心が強くなって成長してて

きっといつかは凄い精神鑑定医に

なって活躍するんだろうなー。

師を超えていっちゃいそうな感じあるなー。

と、創作なのに主人公に

未来を見てしまえるんだから

知念実希人氏の医療ミステリーは

読むのを止められない。

たった2日と少しで読み切ってしまうくらいに

この著書は魅力的で

興味関心が先を早く読ませろ

そう渇望してしまう。

読み切った所為で

まーた

手持ち無沙汰になり

ポッカリ虚無感が顔を出して居て

それを次は何で埋めようか

必死に考えている。

天久鷹央シリーズでも

読み直す???